2004/4/12(月)


誰かに、何かをして欲しいだとか、誰かのせいで傷ついただなんて、考える必要も無い事だと思う。
誰かを求める事自体、間違ってる。
自分の事は、自分でしか決められない。
自分の事は、自分にしか守れない。
それなのに、どうして人は、誰かを求めてしまうんだろう?

…違うか。
ただ私が、人との距離を縮められないだけだ。
表面だけの付き合いをしたがっているだけ。
他人は怖い。

私に関わってきた人達のなかで、一体どれ位の人が、気付いているだろうか?
私の本音に。
私の本質に。
人の中に入るのは嫌。
本能が、ソレを拒絶するから。
人に触れるのは嫌。
触れられるのも嫌。
私が、意識して触らないように、触られないようにしてる事、気付いてる?
触れられてしまいそうな時、密かに覚悟を決めている事に、誰か気が付いてる?
どうしてかなんて、きっともう消えてしまっているからわからないけれど、それがたまらなく不快だという事だけは事実。
旦那にさえ触られたくないのだから、これはもう病的なモノなのかも知れない。
愛なんてわからない。
愛を求められたから、あの日暗示をかけただけだもの。
簡単な、自己暗示を。
「私は彼を愛してる」
ただそれだけのモノだったから、どこが好きかなんて、答えようもない。
嫌いな所なら、いくらでも挙げられるのにね。
でも、ソレはもう私の中で固定されてしまっているから、ソレが消えるという事もないのだけれど。
何をされても、もう嫌いになるなんて事、出来なくなってる。
あの日、僅かばかりに残っていた私の能力が消えた時から、もう行先は決まっていたのかも知れない。
解除の仕方なんて、もうわからない。
自分が消した記憶も、もう戻らない。
でもそれは、私が選んだ道によって、定められた事だから、悔やんでも仕方ない。
意味がない。
私は今の私のままで、いつか消えるその日まで、生きていくしかないのだから。