2005/5/2(月)


自我も理性も捨ててしまいたいと、ふと願ってみたりして。
理性で押さえつけて。押さえつけて。
…私も演技は上手なんですよ?
本とに沈んでたら、誰にも気付かれないように演じるから。
だから、沈んでいるように見える時は、まだ余裕があるんです。
私はずるいから。
私の事なんて、本とは誰にもわからない。
私も、他人の事は理解出来ない。

私の中で、私の代わりにずっと泣いてる私が、悲しい事を引き受けて。
黙ってうずくまる私が、苦しみを引き受けて。
本との自分は、意識のずっとずっと奥にいて、
表面だけの私が生きているのを、ただ見ているだけ。
作り物の私を、人は私だと思い込んで。
本当なんて、誰にも見せた事ないままで。
いつまでも戯言を繰り返し続けるの。

うん。
演技は得意。
自分が想像する自分を演じるのは、得意です。
また私がわからなくなる?
それで良いんです。
私は誰にも、私を知られたくないから。
今の私も、過去の私も、
そして、本当の私も。
























































Hは嫌い。
快感を感じている事さえも隠して、演技してしまうから。
一瞬でも、自分の本当の姿を、見られたくないから。
支配されたくないから。
だから、そんな儀式はいらない。
快感なんて欲しくない。
心から愛してもいないのに、反応してしまう身体が嫌。
何処から出るのかわからない、気持ちの悪い、自分の声が嫌。
心と身体が、バラバラになるのが嫌。
身体は反応してるのに、心はどんどん冷めていって、
気付かれないように演じるの。