君を手放す事など 僕には考えられなくて
部屋から出て行こうとした君を 鈍器で殴りつけた
動かなくなってしまった君は それでも美しくて
僕は部屋の中 一日中 君と過ごした
愛しい君よ 僕に話しかけて
美しい君よ 僕に笑いかけて
狂っていく僕の思考と 物言わず腐ってゆく 君の死体
その傍で僕も 生命(いのち)を終えよう