【H17・8・21ブログ分まとめ4】
「嫌い」という言葉を もしも本当に 投げかけたとして
貴方はそれに 耐えられるの?
絶対に 私はその言葉を
誰に対しても 使う事はないけれど
【いつも隣で】
目が覚めた時 一人なら
安心出来てた筈なのに
目が覚めた時 一人だと
何故か不安になるの
すぐ傍にいるのに 寂しいの
【その優しい手を…】
その手を離したくないと 思ってしまうのは
ただの私の 我儘だから
自分でなんとかするの
誰にも頼っちゃ いけないの
思考回路を 止めて下さい
次から次へと流れ来る
音の羅列を 消して下さい
【膨らむ想い】
胸に秘めた 小さな小さな想いは
日を追うごとに 少しずつ膨らんでいって
もうはちきれんばかりになっているのに
それを必死で 押さえ込むの
押さえる事が 出来る限りは
私はそれを 表には出さないでしょう
【問いかけ】
思い出したくない事を思い出しては それを夢だと思い込もうとして
自分が自分ではなくなる感覚と これが本来の自分なのだという感覚を覚え
本当なら 此処に在る筈のない自分の居場所を 探し求める
私は誰? 愚問だとわかっているのに 誰かに向かって問いかけては
返って来ない返答を 静かに待つ
心の中の呼びかけは 誰にも聞こえる筈はないのに
【彼女の心】
考える
彼女は何を 後悔しているのか
彼女は何に 嘆いているのか
答えは 彼女の中に…
頭の中には 音、音、音…
吐き出さないと 叫んでしまいそうになる
この煩い私達を どうか止めて下さい
やりたい事と やらなければいけない事
考えたくない事と 考えなければならない事
私はどうしたいの? 何を望むの?
わからないの 何も望みたくなどないの
自問自答を ただ繰り返す
だから全てを 捨てたいの
自分の存在そのものを 消してしまいたくなるの
でもそれが いけない事だと知っていて
選んではいけない事だと わかってて
ならば自分は どうしたいのか
同じ問いに 戻ってしまうの
ぐるぐる ぐるぐる
ずっと ただひたすらに
同じ事を 考え続けるの
幸せになりたいのかと訊けば 不幸せの中に自分を置きたいと考えて
なら不幸を望むのかと訊かれたら そんなの嫌だと考えるの
心の中は 矛盾だらけで
だから私は 私達に
押し潰されそうになるの
『私』は 一人だけでいいのに
いつまで夢を 見続けるの?
もうその夢の中には 誰もいないのに
貴方は空っぽの夢の中に 自分が作った幻影を見ているのね
どうか この現実の中に
戻る勇気をお持ち下さい
ちょっと怖いかも知れないけど そんなに悪い所じゃないから
【幸せを望む?】
いいえ
本当は 幸せになんてなれなくていいの
全て夢だと思えば 諦められるもの
貴方はきっと 私がいなくても生きて行けるから
【私だけの場所】
冷めた瞳で 全てを見つめても
何も見えてはこないのに
自分の殻に 閉じ籠ってても
何処にも進めはしないのに
どうして何も 見ようとしないの?
どうして前に 進もうとしないの?
そんなの知らない
ただ 怖いだけだもの
何も見たくないの 何も感じたくないの
傷付くのは もう嫌
自分の世界で 自分だけの幸せな夢を見ていたいの
誰も 中には入れたくないの
鍵を開けないで下さい
私を 壊さないで…
【道徳と常識と 心と】
道徳だとか 常識だとか
そればかりをもし 重んじていたのなら
私は貴方に 逢う事はなかったでしょう
全てを 終わらせるまでは
本当は 全て
貴方へのこの気持ちさえも 終わらせようとしてたの
だって 自分が許せなかったから
全ての責任が 私にあると思っていたから
幸せと不幸とは 私にとって紙一重のモノで
どちらかしか 選べないのなら
私は 不幸を選んでいたでしょう
今までの 私なら
今までの私は あの時に消えたのでしょうか?
いいえ 半分位はまだ 生きているのでしょう
だからまだ 考えているのでしょう
私は 幸せになる事が許されるのかどうかを
目を閉じて 耳を塞いで
意識の中に 深く深く入って行って…
そこに見えたモノは 何だった?
聴こえた音は どんな音だった?
あの日の惨劇が 悲劇が
リアルに表現されたその場所は 私の心の中
忘却も逃亡も 叶わないのなら
私は私の罪を背負い 生きましょう
この場所で この時代で
生きて行きましょう
【雑音】
ほら また頭の中から声が聴こえる
私を壊す 音が聴こえる
「お前なんかが幸せに なれるはずが無い」と
誰か 頭の中の声を消して
頭の中の 音を消して
私は 私でいたいのに